XamarinでiPadアプリを作成する際のマルチタスク機能の対応方法についてです。
そもそもマルチタスク機能とは何か?
主には2種類「Slide Over」と「Split View」とういのがあります。
Slide Overは全画面で開いているアプリの上に別のアプリを開くものです。
一方Split Viewは画面を2分割し、2つのアプリを表示する機能です。
マルチタスク機能の対応するにあたり、アプリのPageのViewはどんな画面サイズ、且つ端末がどの向きでも問題なく表示できるような柔軟な作りにしてある必要があります。
今回はここのViewの作り方に関しては触れず、マルチタスク機能の対応アプリのビルド時に設定方法について説明します。
設定すべき項目は多くはありません。
info.plistの配置情報の項目のみ設定が必要です。
↑の画像内のように、まず「デバイスの向き」は全方向チェックを行います。
そして「全画面表示を必要とする」はチェックを外します。
この2つを行えばマルチタスクでアプリを使用できるようになります。
※ iOS13の発表時、iPadアプリはマルチタスク機能の対応が必須のアナウンスがされましたが、その後2020年1月に必須ではなく強く推奨するとのニュアンスに変更され、対応必須ではなくなりました。
そのためマルチタスク機能の対応をしなくても審査時にリジェクトはされません。