Cursor 3.11でSide Chatsと会話検索を追加
メインチャットを中断しない並行会話とエージェント記録の検索に対応
文脈を保ったまま派生調査を進めやすくする更新です
Cursor 3.11では、メインチャットと並行して進められるSide Chatsが追加されました。メインのエージェント会話を止めずに、確認事項や派生トピックの調査を別スレッドで扱える構成になっています。
Side Chatsは、/side、/btw、またはチャットパネル上部のプラスボタンから作成できます。新しいサイドチャットにはメインチャットの文脈が引き継がれ、独立した継続可能なエージェント会話として後から再訪したり、追加でやり取りしたりできます。
作成したSide Chatsは、at-mentionでメインスレッドに文脈を戻せるようになっています。既定では読み取り、検索、回答に重点を置いた使い方が想定されており、方針転換を確定する前の代替案調査や、判断の妥当性確認を進めやすくなっています。
あわせて、エージェントの会話記録を検索するConversation Searchも追加されました。過去のやり取りから必要な内容を探しやすくなり、長いセッションや複数の検討履歴をまたぐ作業での再利用性が高まっています。
このリリースでは、プロジェクトとリポジトリのピッカーも簡素化されています。会話の分岐、履歴検索、対象プロジェクトの選択という日常操作がまとめて改善された更新です。
Antigravity CLI 1.1.1でagent指定とサブエージェント表示を強化
起動時のカスタムagent選択、検索操作、エラー処理を改善
CLI運用時の制御性とネストしたエージェント実行の可視性が広がっています
Google AntigravityのAntigravity CLI 1.1.1では、–agentフラグとagent、agentsサブコマンドが追加されました。起動時にカスタムagentを選べるようになり、利用可能なagentの一覧表示にも対応しています。
artifact detail viewerには、ファイル内キーワード検索とジャンプ移動が追加されました。スラッシュで検索を開始し、nとNで一致箇所を順送りと逆送りで移動できます。端末のエスケープシーケンスや画像グリッドを崩さずに検索できる点が改善点として挙げられています。
不具合修正では、–printまたは-p利用時にサーバー側でリクエストが失敗しても空出力のまま成功終了していた問題が修正されました。今後は標準エラー出力にエラーを書き出し、非ゼロの終了コードを返すようになっています。
あわせて、シェルスクリプトやサブプロセス内でagy -pがハングする問題も修正されました。フラグ経由でプロンプトが与えられている場合はstdinを読まないように変更されています。
エージェント実行まわりでは、ネストしたsubagentの表示に対応し、孫以降の深い階層も扱えるようになりました。さらに、全サブエージェント階層にわたるツール確認リクエストを処理できるよう、ネストしたsubtrajectory更新をルート会話へ再帰的に中継する仕組みが加えられています。
そのほか、既定モードはsettings.jsonのpermission.allowにあるwrite_file許可リストを尊重するよう変更されました。事前承認済みのファイル書き込みではレビュー確認を省けるため、自動化や定型処理の流れが短くなっています。新規初期化プロジェクトの既定名もCLI Prに変更されています。
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参照元
– Side Chats and Conversation Search
https://cursor.com/changelog/side-chat
– Antigravity CLI 1.1.1
https://github.com/google-antigravity/antigravity-cli/releases/tag/1.1.1
